WEBライターなど、業務委託を主とするフリーランスは、仕事を自分で調整する必要があります。目標やノルマを自分で設定し、働く時間を管理していきます。
今回は、もっと稼ぎたい!と考えているWEBライターなどフリーランスの方に、仕事量調整の手順やポイントを紹介します。
仕事量、収入、時間のバランスをとりながら、自分の希望する働き方を実現していきましょう。
フリーランスが仕事量を調整すべき状況
WEBライターなどのフリーランスが仕事量を調整すべき状況にはいかのようなものがあります。
- 睡眠不足、休みがないなど過労を感じている
- 収入が足りていない
- 時間をもてあましている
- 時間が足りていない
- 時給を上げたい
- キャリアアップを検討している
仕事を増やしたり、減らしたりというのはすぐにできることではありません。仕事を増やしすぎて睡眠不足になったり、今月もっと働けたよね!と時間の無駄が生じたりしないようにしましょう。
常に現状を分析し、数カ月先を見据えてうごけると良いですね。
フリーランスが仕事量を調整する手順
WEBライターなどのフリーランスが仕事量を調整する手順は以下のとおりです。
- 価値観や優先順位、必要な収入を明確化する
- 仕事量、収入、時間を把握する
- 現状の課題や悩みを書き出す
- 満足できる状況になるために必要なものを具体的に書き出す
- 目標達成に必要なものを用意し3ヶ月から半年間やってみる
- 3ヶ月から半年後、現状分析、必要であればステップ1からやり直す
以下でそれぞれ少し詳しく紹介します。
価値観や優先順位、必要な収入を明確化する
まず、1番大切なステップが価値観や優先順位、必要な収入の明確化です。
どう働くか、どう生きるかを決める核となるステップです。自己分析に時間を使っても良いので、考えてみてください。
ちなみに、私の場合は、家族にとってストレスのない育児家事を死守し、心落ち着く家を守り、家族の人生の充実に貢献したい。子どもに有料級の家庭学習ができる環境を自ら提供したい。家事を効率化して、空いた時間で、自身のキャリアを諦めたくない。IT業界に爪痕をのこしたい。
という思考です。
仕事量、収入、時間を把握する
次に現状を正しく把握しましょう。現在月にどのくらい時間を割き、どのくらい稼いでいるのか。仕事量は適切かなど客観的に書き出して可視化してみましょう。
ものすごく稼いでいるけど、時給換算したら低かった!あまり稼げていなかったけど、プライベートの時間も確保できて、充実している!などが見えてくるでしょう。
現状の課題や悩みを書き出す
収入や労働時間を可視化したら、課題や悩みが見えてきます。足りていないものは、収入?時間?仕事量?一体どれなのでしょうか?分析してみてください。
やりたいけどできていないこと、プライベートに関する悩みも一緒に書き出してもかまいません。ワークライフバランスやどんな働き方、どんな人生にしたいのかを考えてみましょう。
WEBライターからWEBディレクターへキャリアアップする方法はこちらの記事をチェック
満足できる状況になるために必要なものを具体的に書き出す
現状と課題、目標が定まったら、満足できる状況になるために必要なものは何なのかを具体的に書き出していきましょう。多いのは、収入・時間のどちらかに不満があるケースです。余裕はあるのに仕事がとれない、仕事量に不満があるパターンもあります。以下でそれぞれみてみましょう。
収入が足りていない
まずは収入が足りていないケース。生活するうえで必要な収入に足りていないパターンと、生活に影響はないが、自身が設定する目標に届いていないパターンがあります。
前者の場合、一旦現在の職種・業種にこだわらず、視野を広げて仕事をとっていく必要があるでしょう。後者の場合、空いている時間や精神的余裕があるのなら、どんどん受注量を増やせるよう挑戦していきましょう。
時間が足りていない
時間が足りない。大人なら誰しも思う日があるでしょう。仕事に追われ、睡眠時間や趣味の時間が確保できていない場合、収入が下がっても良いなら、受注量を減らしましょう。収入を減らせない場合は、作業の効率化に入魂。例えば、テンプレート化やAI導入など、作業を効率化できる手段を模索します。何かしらの作業にかかっている時間を削減して、時間を捻出することととことん向き合いましょう。
ここだけの話、仕事のクオリティを落とすことも時には必要です。常に100%で仕事する!はおすすめできません。いつか潰れてしまいますので。
余裕があるので仕事量を増やしたい
時間はある!収入にも満足している!まだ手が空いているので、もっと挑戦してみたい!そんな時はただただ受注量を増やすよりも、業務領域の拡大がおすすめです。
少し効率が悪くなっても、今までと少し違う領域の仕事を受注してみましょう。うまくいけば、受注できる仕事の範囲を広げることができます。
例えば、ライティングのみ引き受けていたライターさんが少しづつ依頼にこたえていくうちに、アイキャッチ作成や入稿作業までできるようになった!さらには文章の書き方を教える立場になった!というようなイメージです。
目標達成に必要なものを用意し3ヶ月から半年間やってみる
現状分析、課題抽出、目標設定ができたら行動です。目標に対して決めた具体的な行動を3カ月は継続しましょう。3カ月から半年間は成果が出なくても、継続することがおすすめです。行動を変えたはじめの1カ月は大変なんです。もうこれは仕方ない。変革期。その次の1カ月も大変かもしれません。
変化に適応するのが得意な方なら2か月目から効率化が加速するかも。
3カ月から半年継続すれば、見えてくるはずです。納得できる状況や、しばらく頑張ってみたい状況になっていれば、そのまま継続。必要であれば、ステップ1からやり直しましょう。
フリーランスは調整次第で、最高の働き方に
フリーランスの仕事量の調整手順について紹介させていただきました。フリーランスは収入も時間も仕事量も自分で調整する必要があります。うまく調整することで理想の働き方が叶います。
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