子どもが幼稚園に入園し、少しだけ時間に余裕ができたママの中には、「そろそろ働きたい」と感じる方も多いのではないでしょうか?しかし、久しぶりの社会復帰に不安を感じたり、「幼稚園ママが働くのは難しいのでは?」と悩んでしまうこともあるかもしれません。
今回は、「幼稚園ママ 働きたい」と考えている方に向けて、仕事復帰の現実や働き方の選択肢、幼稚園生活との両立方法、メリット・デメリットまで詳しくご紹介します。
幼稚園ママが「働きたい」と思うきっかけは?
子どもが入園したタイミングは、ママにとっても一つの節目です。以下のような理由から「働きたい」と思う方が増えています。
- 時間に少し余裕ができた
- 家計を助けたい、将来のために貯金したい
- 自分のスキルを活かしたい、キャリアを再スタートしたい
- 社会とのつながりがほしい
- 自分の時間を有意義に使いたい
幼稚園ママの働きたいという気持ちは、単なる経済的理由だけではなく、自分自身の成長や生きがいにも関わる大切な感情です。
幼稚園ママが働く際に直面するリアルな課題
幼稚園ママの「働きづらさ」は課題ですよね。以下で幼稚園ママが直面するリアルな課題を紹介します。
1. 幼稚園の預かり時間が短い
一般的な幼稚園の保育時間は9:00~14:00前後と短く、働ける時間が限られてしまいます。延長保育や預かり保育がある場合でも、保育園と比べるとサポート時間が短いのが現実です。
2. 突発的なお迎えが発生しやすい
発熱やケガ、行事などで急な呼び出しがあるのも幼稚園や保育園など小さいうちならではでしょう。職場の理解が必要不可欠です。急な休みが取りづらい環境であれば、家族や親せきのサポートが可能かどうかを確認しておきましょう。
3. 行事やPTA活動など園の関わりが多い
幼稚園は親の関わりが強い園も多く、平日開催の行事や役員活動が就業に影響することも。勤務日や時間に柔軟な職場が求められます。
子どもの行事に関しては、働いているママも、介護が忙しいママも、家事育児に全振りしているママも、ある程度頑張らなければならない場面になります。とにかく忙しい!そんな時は家事効率化で時短をはかるのがおすすめです。自分の睡眠時間、リフレッシュの時間を少しでも確保できるように工夫しましょう。
時短で家事効率化を加速!あなたはいくつ取り入れてる? | 在宅ワークと育児
幼稚園ママにおすすめの働き方とは?
子育て中のママでも無理なく働ける、柔軟な働き方が増えています。自分のライフスタイルに合った選択をすることが大切です。働き方は大きく3つです。
1. パートタイム・短時間勤務
午前中〜昼過ぎまでの短時間シフトや、週2〜3日の扶養内パートなら、幼稚園の時間と合わせやすく、家計のサポートにもなります。おすすめの職種は以下のようなものがあります。
- スーパーやカフェのスタッフ
- 保育補助や介護施設のパート
- 事務補助・受付などの軽作業系

私自身が幼稚園ママですが、やっぱり一番多いのは週2,3回のパートさんかな!という印象があります。
2. 在宅ワーク・リモートワーク
自宅で働ける在宅ワークは、園行事や急な呼び出しにも対応しやすく、子育て中のママに人気です。おすすめの在宅ワークには以下のようなものがあります。
- データ入力、文字起こし
- Webライター、ブログ運営
- ネットショップの運営
3. フリーランス・業務委託
スキルがある方は、フリーランスとして働くのも一つの選択肢です。仕事量や時間を自分で調整できるため、育児と両立しやすいです。フリーランスや業務委託の働き方に多いのは以下のような職種です。
- Webデザイン
- プログラミング
- イラストレーター、動画編集
- ハンドメイド販売(minne、Creemaなど)

ちなみに、私の場合は個人事業主の在宅ワークで、業務委託なので2と3に該当します。WEBディレクターをメインにする私の働き方については在宅ワークカテゴリーが参考になるかと思います。良いことばかりではないのですが、そのあたりも赤裸々に発信していますよ。
幼稚園ママが働きやすくなる工夫とコツ
幼稚園ママは育児や家事と両立しやすい働き方をとことん追求するのがおすすめです。以下で3つの工夫とコツを紹介します。
1. 園の延長保育制度を活用する
多くの幼稚園では、14時以降も預かってくれる「預かり保育」を実施しています。基本的に有料にはなりますが、働く時間を確保するには有効な手段です。長期休みのみ利用する方もいます。
ちなみに、在宅ワークでも条件を満たせば新2号を取得したり、預かり保育・小学校なら学童を利用することができます。興味がある方は以下の記事もご覧ください。
在宅ワークで学童利用できる?申請書の書き方も紹介!在宅ワーカーでも大丈夫! | 在宅ワークと育児
2. 家族・夫との協力体制を整える
仕事復帰を機に、家事や送迎の分担を見直すのも重要。家族全員で子育てと仕事を両立する意識を持つことが鍵です。
3. 働く時間帯と職場の柔軟性を重視する
「週3日・10時〜14時」など、ママ向けの時短求人も増えています。職場選びでは、急な休みに理解のある企業や、子育て経験者が多い職場を選ぶと安心です。

絶賛育児中のママはお断り!という案件も見かけますが、逆にママが求められる環境も結構あります。
幼稚園ママが働くメリットとデメリット
幼稚園ママが働くメリット・デメリットについて考えてみましょう。以下のメリット・デメリットはあくまで一般的に多いかなと思うものです。各家庭の事情や目指す生き方によっても変わってくる部分だと思います。
メリット
メリットは大きく以下の5つです。
- 家計に余裕が生まれる
- 社会とのつながりができる
- 自分の時間が充実する
- キャリアのブランクを埋められる
- 子どもが母親の頑張る姿を見て育つ
デメリット
デメリットは大きく以下の3つです。
- 時間に追われて忙しくなる
- 園行事や体調不良への対応が大変
- 家事との両立にストレスが生じることも
幼稚園ママが働きたいと思ったら、まずやるべきこと
働きたい幼稚園ママのキャリアパスとして、まずは以下の行動がおすすめです。
自分の希望条件を明確にする
例:週に何日働きたいか、何時まで働けるか、家計的な収入目標など、自分の絶対条件・希望条件を明確にします。これをやっていないと、求める仕事にたどり着かなかったり、こんなはずじゃなかった!が生まれてしまう可能性があります。

ライフプランから見直すのもおすすめです。キャリアビジョンを明確にして、実現のためにどんどん逆算していきましょう!
求人サイトで情報を探す
「幼稚園ママ歓迎」や「時短勤務OK」で検索すると、ママ向け求人に出会いやすくなります。リサーチには時間がかかるもの。しっかりと情報収集をして、良い案件を逃さないようにしましょう。
職場見学・面談時に子育てへの理解を確認する
柔軟な対応ができる職場かどうかを見極めることが、長く続けるコツです。
周囲のママの体験談を聞く
同じ立場のママの話は、実際に働き始める際のヒントになります。WEBでは拾えないリアルな声、毎日の細かい動きや工夫をリサーチしてみてください。住んでいる地域ならではのお得情報もあるでしょう。ママ友は時に戦友です。良いところはどんどん吸収していきましょう。

ママ友付き合いについてはさまざまな意見があるかと思います。が!ママ友の情報網ははんぱない!!
幼稚園ママでも「働きたい」を諦めない!
子どもが幼稚園に通い出すと、少しだけ自分の時間が持てるようになります。そんな中で「働きたい」と思うのは、ごく自然なことです。幼稚園ママの働く割合については以下の記事で触れています。
幼稚園ママの働き方は?働くママの割合や育児との両立のコツを紹介 | 在宅ワークと育児
確かに課題や制約はありますが、今の時代はママに優しい働き方がどんどん広がっています。まずは「自分がどう働きたいか」を見つめ、無理のない範囲で一歩踏み出してみましょう。
働きたいと思ったその気持ちこそが、一歩踏み出すタイミングです。当サイトが「きっかけ」になれば幸いです。